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歌詞:敗走者たち

  • 執筆者の写真: ユースケ
    ユースケ
  • 2019年5月13日
  • 読了時間: 2分

敗走者たち


詞・曲:ユースケ


正義を語ることが許されるのは

勝者だけだと 誰かが笑ってた

敗れ去った者たちと 奏でよう

最終章の調べを


背徳者が語った「ずれているのはこの世界さ」

芸術家が笑った「これはただの落書き」

独裁者が叫んだ「私は独裁じゃない」

結局それら全て 愚かな敗北者達


ひたすら迷って

さまよって サバ読んで 失った


ただ走れ 愚かな旅人よ

その先に、何も待っていなくとも

ただ叫べ 愚かな戯言を

それがいつの日か あの日に届く その時まで


犯罪者が語った「私の自白は強要です」

作曲家が笑った「これはきっと売れない」

研究者が叫んだ「どうか信じて下さい」

結局それら全て あわれな敗北者達


それでも立ち上がって

つまずいて 転んで 怪我した


「たてまえ」と「本音」を天秤に

乗せて吐き捨てろ 釣り合うこと無いと

体だけを気取った ピエロたち

どこかで誰かが 負けを認めるのを待ってる


さっきまで笑い合ってたのに 気づいたら手のひらを返される そんな時代

反対側から見た悪を これが正義だと笑う 世界の隅で

何ができる? 何ができる?


ただ走れ 愚かな旅人よ

その先に、何も待っていなくとも

ただ叫べ 愚かな戯言を

それがいつの日か 明日を変えるから

ただ笑え 愚かな旅人よ

そしていつの日か あの日に届く

その時まで


正義を語ることが許されるのは

勝者だけだと 誰かが笑ってた

敗れ去った者たちと 奏でよう

最終章の調べを

 
 
 

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